オリゴ糖を料理に活用!腸活レシピ7選

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腸内環境の改善に役立つことで知られるオリゴ糖。ヨーグルトにかけたり、ドリンクに入れたりするだけでなく、色々な料理に使うこともできます。この記事では、オリゴ糖の活用レシピを紹介します。

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オリゴ糖を使った腸活レシピ

オリゴ糖は、砂糖の代わりにさまざまな料理に使うことができます。砂糖より甘さが控えめなので、シンプルで優しい味わいに仕上がります。

1.にんじんとツナのマスタードサラダ

【材料】
・にんじん 1本
・ツナ缶 1個
・塩 小さじ1/3~1/2
・マスタード 大さじ1
・オリゴ糖 大さじ1
・酢 小さじ1~2

【作り方】
①にんじんは細切りにし、600Wのレンジで2分加熱する。
②汁気をきったツナ缶と調味料を①に加える。
③冷蔵庫でよく冷やす。

レンジで簡単にできるにんじんサラダのレシピです。マスタードや酢の酸味と、オリゴ糖の甘味が絶妙に合います。マスタードの酸味は商品によって異なるので、オリゴ糖の量を変えて調節してみてくださいね。お好みでブラックペッパーやバジル、パセリなどを加えるのもおすすめです。

2.紫キャベツのラペ

【材料】
・紫キャベツ 1/4個
・塩 小さじ1/2
・酢 大さじ2
・オリゴ糖 大さじ2
・オリーブオイル 小さじ1
・(お好みで)ディル 適量

【作り方】
①紫キャベツは千切りにし、塩をふる。
②酢・オリーブオイル・オリゴ糖をボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。
③紫キャベツがしんなりしたら水気を切り、②と和える。(お好みでディルを加える)
④冷蔵庫でよく冷やす。

紫キャベツには、アントシアニンという色素が含まれており、酢と合わせることで鮮やかに発色します。アントシアニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持ち、美肌や疾病予防にも効果的な成分。腸内環境を整えるオリゴ糖と一緒にとると、より健康効果が期待できますね。

3.コールスローサラダ

【材料】
・キャベツ 1/4玉(約300~350g)
・にんじん 1/3本(約40g)
・塩 小さじ1
・酢 大さじ1
★プレーンヨーグルト 大さじ2
★マヨネーズ 大さじ2
★オリゴ糖 大さじ1
・塩こしょう
・パセリ 少々

【作り方】
①キャベツ、にんじんは千切りにして冷水につける。
②野菜の水気を切り、塩・酢をふりかけて軽く混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
③出てきた水分をしぼり、★の調味料を加えて混ぜる。
④塩こしょうで味をととのえる。
⑤皿に盛り付けてパセリをふる。

コールスローサラダは、さまざまなおかずと相性の良い副菜。カレーやハンバーグ、パスタなどの付け合わせにもぴったりです。オリゴ糖とともに、乳酸菌を多く含むヨーグルトを使うため、より腸内環境にアプローチできますね。キャベツには、胃の粘膜を保護する成分も含まれています。

濃厚な味わいに仕上げたい場合は、ギリシャヨーグルトを使うのがおすすめ。酸味に合わせて、オリゴ糖の量を調節してみてくださいね。

4.照り焼きチキン

【材料】
・鶏むね肉 1枚(250~300g)
★しょうゆ 大さじ1.5
★オリゴ糖 大さじ1.5
★酒 大さじ1.5
・炒め油 適量

【作り方】
①★の調味料を混ぜ合わせ、鶏むね肉を漬けておく
②熱したフライパンに油をしき、鶏むね肉を皮目を下に入れて、中火で1~2分焼く(タレは入れない)
③皮目にこんがり焼き色が付いたらひっくり返し、1~2分焼く
④フライパンに蓋をかぶせ、弱火で5分蒸し焼きにする
⑤蓋を外し、タレを加えて中火で煮詰める
(スプーンでタレを鶏肉にかけながら煮詰める)
⑥そのまま余熱で中まで火を通す

お肉の漬け汁には、砂糖より溶けやすいオリゴ糖を使うのがおすすめ。煮詰めたときに、照りも出やすくなります。

鶏むね肉を使うと低カロリー・低脂質でヘルシーですが、ジューシーに仕上げたい場合はもも肉を使いましょう。

5.だし巻き卵

【材料】
・卵 3個
・水 大さじ3
・しょうゆ 小さじ1/2
・和風顆粒だし 小さじ1/2
・オリゴ糖 大さじ1
・炒め油 適量

【作り方】
①卵を切るように混ぜ、水・調味料をすべて加える
②フライパンを火にかけ、油を染み込ませたキッチンペーパーで表面に油を塗る
③卵液を数回に分けて流し入れ、その都度巻く
④フライパンから取り出し、巻きすやキッチンペーパーで巻く
⑤粗熱がとれたら包丁で切り分ける

オリゴ糖は、卵焼きやだし巻き卵にも使うことができます。優しい甘味が、卵やだしの風味を引き立ててくれますよ。

オリゴ糖の量は、好みに合わせて調節してみてくださいね。水分量が多いので、卵がくっつきにくいテフロン加工のフライパンを使うと上手に焼けます。

6.きくらげとにんじんとネギの白和え

【材料】
・絹ごし豆腐 1パック(150g)
・乾燥きくらげ 1つまみ(5~10g)
・にんじん 1/3本(40~50g)
・ネギ 15cn程度(約30g)
★オリゴ糖 大さじ1
★薄口しょうゆ 小さじ1
★和風顆粒だし 小さじ1/2
・ごま油 適量

【作り方】
① きくらげは水で戻しておく。
② にんじんは細切り、ネギは小口切りにする。
③ きくらげの水気を切り、細切りにする。
④ フライパンでごま油を熱し、②③を入れてしんなりするまで炒める。
⑤ 水気を切った豆腐をボウルに入れ、★を加えてなめらかになるまでよく混ぜる。
⑥ ④を加えて混ぜ合わせる。

きくらげは、水溶性食物繊維が豊富で、腸内環境の改善・便秘解消に役立ちます。豆腐のなめらかさに、きくらげのコリコリした食感が良いアクセントになります。

きくらげは、わかめやひじきで代用しても美味しく仕上がりますよ。さらに食物繊維を摂りたい方は、きのこ類を加えるのもおすすめ。

7.オクラのごま和え

【材料】
・オクラ 10本
★しょうゆ 大さじ1/2
★オリゴ糖 大さじ1/2~1
★すりごま 大さじ1
★(お好みで)ごま油 小さじ1

【作り方】
① オクラのヘタを切り落とし、ガクを面取りする。
② オクラに塩(分量外)を振り、まな板で板ずりする。
③ 鍋に水を沸かし、沸騰したらオクラを入れて1分茹でる。(レンジで加熱する場合は600Wで1分半)
④ オクラを2~3等分に切り、★を加えて混ぜ合わせる。

水溶性食物繊維の豊富なオクラと、オリゴ糖を組み合わせた腸活レシピです。善玉菌の大好物をたっぷり腸へ送るレシピです。

暑い夏は、よく冷やしてから食べるのがおすすめ。ごま油を加えると、香りがたってより美味しく仕上がります。お好みで加えてみてくださいね。

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オリゴ糖を加熱しても効果は変わらない?

オリゴ糖は、加熱しても基本的に効果は変わらないといわれています。しかし、果物やお酢などの酸性が強い食品と一緒に加熱すると分解されることがあります。

例えば、「乳果オリゴ糖(ラクトスクロース)」は、野菜や肉などと一緒に加熱してもほとんど分解されませんが(pH4~5程度)、レモンやお酢などと一緒に加熱すると(pH3)、30分で約50%1時間で約80%ものオリゴ糖が分解されてしまいます(*1)

また、「フルクトオリゴ糖」も、お酢と一緒に加熱すると大部分が分解されてしまいます(*2)

オリゴ糖が分解されると、普通の糖質と同じように小腸で消化・吸収され、腸内環境を整える効果はなくなってしまいます。強い酸性下で長時間煮込む料理は避けましょう。

しかし、野菜や肉、魚、卵など、多くの食品はpH4以上です。これらの食品と一緒に使う場合は、オリゴ糖も分解されにくいので加熱しても大丈夫ですよ。

オリゴ糖を料理に使ってみよう

オリゴ糖は、腸内環境を整える効果だけでなく、調味料に溶けやすい、料理になめらかさや照りを与える、などのメリットがあります。

砂糖より甘さが控えめで、素材そのものの味が生かされるのも嬉しいポイントです。

毎日の料理にオリゴ糖を使い、美味しく腸活しましょう♪

※オリゴ糖は、多量摂取により健康が増進されるものではありません。体質によりお腹がゆるくなる場合もあるので、オリゴ糖のパッケージに表示されている摂取量の目安を必ず守りましょう。

Written by Yukari

食品のpHは分かりにくいので、「オリゴ糖が分解されないか心配」という方は、加熱しないレシピがおすすめ。加熱しなければ、お酢やレモンを加えてもオリゴ糖が分解される心配はありません。ちなみに、オリゴ糖が分解されてもショ糖(砂糖の成分)などになるだけで、健康上の問題はないので安心してくださいね。

参考文献
*1 株式会社パールエース「オリゴのおかげは加熱しても使えるの?」
*2 中村アツコ「フルクトオリゴ糖を用いた酢豚や煮物中での糖の変化」

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