冷めても美味しいお米の品種は?おすすめランキングTOP5

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炊き立ては美味しかったのに、ご飯が冷めたらパサパサで硬くなってしまった…。そんな経験はありませんか?じつは、お米の品種によってパサつきやすさ、硬くなりやすさが違うのです!今回は、冷めても美味しいお米の品種・銘柄をランキング形式でご紹介!お弁当やおにぎりを作る際に使ってみてくださいね。

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冷めても美味しいお米の特徴は?

冷めても美味しいお米の特徴は、ずばり「アミロース」含有量の少なさ

アミロースとはでんぷんの種類で、アミロースが少ない品種ほどお米内部の水分を保持しやすいため、冷めてもパサつきにくく、柔らかい食感が保たれます。また、アミロースの少ないお米は粘りが強く、もちもちした食感が楽しめるのも特徴です。

ちなみに、もち米はアミロースを含まず、タイ米は反対にアミロースを多く含んでいます。そのため、もち米は柔らかく粘りがあり、タイ米は硬めであっさりしているのです。

お米に含まれるでんぷんには、「アミロース」「アミロペクチン」があります。一般的なお米のでんぷんは、アミロース約20%、アミロペクチン約80%で構成されています。

お米を炊くと、ふっくらしたご飯になることから分かるように、でんぷんは水とともに加熱すると水分を含んで膨潤する性質があります。しかし、ご飯をしばらく放置すると、一度含んだ水分が抜けて、加熱前のような状態に戻ります。これは「でんぷんの老化」と呼ばれる現象で、炊飯から時間がたったご飯がパサパサになったり、硬くなったりする原因です。

ここで重要なのが、アミロペクチンに比べてアミロースのほうが老化しやすいこと。そのため、アミロース含有量が低いお米ほど、時間がたっても水分を保ちやすく、冷めても美味しく食べられるのです。

ちなみに、アミロース含有量が15%以下のお米は「低アミロース米」と呼ばれ、冷めても美味しいことで近年人気が高まっています。

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冷めても美味しいお米の選び方

冷めても美味しいお米を選ぶポイントは、アミロースの量が少ない品種を選ぶこと。

アミロースとはお米に含まれるでんぷんの一種で、アミロースが少ないほど、ご飯が冷めた時に硬くなりにくく、美味しさが保たれます。

しかし、アミロースの含有量はパッケージに表示されないため、店頭で確認することはできません。「低アミロース米」と呼ばれる品種を選ぶか、「冷めても美味しい」というキャッチフレーズや口コミを頼りに選びましょう。以下のランキングも参考にしてみてくださいね。

冷めても美味しいお米ランキング!おすすめの品種TOP5

それでは、冷めても美味しいお米ランキングTOP5を紹介します。

今回のランキングは、
・アミロース含有量が少ない
・食味ランキングの評価が高い(*1)
・口コミ評価が高い

ことを基準に選びました。

どの品種も美味しいことで人気なので、気になるものを試してみてくださいね。

1位:ミルキークイーン

ミルキークイーンは、コシヒカリの突然変異として生まれた品種。今までになかった粘りのある柔らかいお米を作るため、国をあげたプロジェクトの一環として開発されました。

コシヒカリと特徴はよく似ていますが、ミルキークイーンのアミロース含有量はコシヒカリの約半分。もち米のように柔らかく、もちもちした食感が楽しめます。冷めても味や食感が落ちず、美味しく食べられますよ。

名前の通りツヤのある乳白色に炊き上がり、その見た目の美しさも評価されています。

ミルキークイーンを美味しく炊くには、普通のお米より少なめの水分量で炊飯するのがポイント。1合あたり20mLほど水分を減らすと、べちゃっとせずに美味しく炊き上がります。

2位:ゆめぴりか

ゆめぴりかは、北海道で誕生した人気の品種。その寒冷な気候が稲作に向かず、美味しいお米を作るのは難しいと言われていた北海道で「日本一のお米」を作るために、長い年月をかけて開発されました。

ゆめぴりかは冷めても美味しいお米の代表格で、時間がたってもパサつくことがなく、もっちりした柔らかい食感が楽しめます。甘みや香りが強く、ひと口ひと口を噛みしめて味わいたいようなお米です。

お米の食味ランキングでも、ゆめぴりかは2011年から10年以上も連続で特A評価を獲得しています。ゆめぴりかのブランドを守るために、農家さんたちは自らに厳しい基準を設け、品質確保のためにたゆまぬ努力をされています。

3位:つや姫

山形県生まれのつや姫は、「炊いてほれぼれ 冷めてもおいしい」がキャッチフレーズ。科学的総合研究のもと、10年もの歳月をかけて、見た目の美しさや美味しさを追求して開発されました。

つや姫の特徴は、口の中に広がる上質な甘さと強い旨み。日本きっての美味しいお米といっても過言ではないほど、その味わいは高く評価されています。食味ランキングでも、特Aランクの常連です。

ミルキークイーンやゆめぴりかと比較するとコシがあり、食感がしっかりしています。つや姫は冷めると粒感が際立つため、冷めてから食べたほうが美味しいと感じる方もいるほど。冷めても、甘みや旨みは損なわれません。

4位:にこまる

にこまるは、西日本を代表する比較的新しいお米の品種です。九州や四国を中心にさまざまな地域で栽培され、その多くが食味ランキングで特A評価を得ています。

大きめのしっかりした粒は、炊き立てはふっくらもちもち食感。冷めるとより粒感が際立ち、噛んだときに力強い旨みや甘みが感じられます。

お米の味や香りが濃く、味の濃いおかずや具材にも負けないため、おにぎりや丼物にもおすすめの品種。

5位:だて正夢

「この新しいお米で、おいしさの天下を取ってみせる。」宮城県でお米作りに励む方々の熱い思いをのせ、だて正夢は誕生しました。

特徴は、粘りの強いもちもち食感、噛んだ瞬間に広がる強い甘みと旨み。冷めると米粒どうしのまとまりが良くなり、まるでおこわのような食べ応えが感じられますよ。

近年誕生したばかりの銘柄ですが、伊達政宗公を彷彿とさせる勢いで知名度が広がり、その美味しさも好評。だて正夢は、復興のシンボルとして人々の希望が託されたお米でもあります。

おにぎりに合うお米の品種は「つや姫」

冷めても美味しいお米ランキングの中から、おにぎりに合うおすすめのお米を紹介します。

おにぎりを世界に広めていくことを目的に立ち上げられた「おにぎり協会」では、「おにぎり食味会」を開催し、「おにぎりにすると美味しいお米」を複数の品種の中から選出しています。

そのおにぎり食味会で、連続第1位に選ばれたのが「つや姫」でした。

つや姫が選ばれた理由は、
・米粒にぷりんとした弾力がある
・まとまりが良い
・冷めると食感がしっかりして噛み応えがある
・冷めても美味しい

などがあげられていました(*2)

つや姫は甘みや旨みが強く、お米の味がしっかりしているため、具材や海苔の風味に負けないところもポイントですね。

水分量は?冷めても美味しいお米を炊くポイント

せっかく美味しいお米を選んだなら、炊き方にもこだわりたいところ。冷めても美味しいお米を炊くポイントを紹介します。

1.水分量

ミルキークイーンやゆめぴりかのように、アミロースが少ないお米は水分量を少し減らして炊くのがポイント。1合につき20mL減らすのが目安ですが、お米の銘柄、収穫時期や産地などによって状態が異なるので、食べてみて美味しいと感じる水分量に調節してみてくださいね。

2.吸水時間

お米をといでから炊飯するまで1~2時間ほど吸水時間を設けると、お米の内部まで水分が吸収されてより美味しく炊き上がります。夏場は水が腐りやすいので、吸水時間を短めにするか、涼しい場所に置くようにしましょう。

3.蒸らしとほぐし

土鍋などで炊いた場合は、炊飯後10~20分ほど蒸らすのがポイント。炊飯器の場合は、蒸らしまでプログラムに含まれているので、蒸らし時間をとらなくても大丈夫です。

蒸らしすぎると食感が悪くなるので、蒸らし後はフタを外して蒸気を逃がし、米粒をつぶさないように優しくしゃもじでほぐします。しばらく保存する場合は、おひつに移すか、ラップで包んで冷凍しましょう。

4.保存方法

ご飯の保存方法も大切です。冬場など、常温でしばらく保存するなら、おひつに入れましょう。おひつには調湿効果があるので、お米から水分が抜けるのを防いでくれます。お弁当に持っていくなら、曲げわっぱを使うと同じく水分量を保ってくれます。

ご飯は、0~5℃で硬くなりやすい性質があるため、冷蔵保存は向いていません。0℃以下で保存できる冷凍保存がおすすめ。ラップに包んで冷凍し、食べる時はそのままレンジで温めましょう。

冷めても美味しいお米の品種を選ぼう!

近年は、もちもちした柔らかい食感のお米が好まれる傾向にあり、冷めても美味しいお米の品種・銘柄は増えています。今回紹介した品種はどれも人気が高く、食味ランキングでも評価の高いものばかり。少しずつ特徴が違うので、気になったものを試してみてくださいね。

Written by yukari

お米離れの影響でお米の収穫量・消費量ともに減ってきていますが、ブランド米の普及から分かるように、お米の味にこだわる”濃いお米ファン”はむしろ増えているのではないか、という見方もあります。お米は日本人の生活に古くから寄り添ってきた存在。日本人の体質にも適した食材だといわれています。美味しいお米の品種はたくさんあるので、お米を食べる機会をぜひ増やしてみてくださいね。

参考文献
*1 日本穀物検定協会
*2 おにぎりに合うお米を選ぶ「おにぎり食味会」。入賞は「にこまる」「つや姫」「銀河のしずく」
*春原嘉弘「スーパーライス計画の背景と展望

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