環境への負荷を軽減したエコクッキングを実践したいけど、やり方が分からない…。そんな方におすすめのレシピをご紹介します!普段捨てている野菜の皮や葉などをうまく使い、おいしいエコクッキングを実践しましょう♪
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野菜を丸ごと活用!エコクッキングのレシピ
それでは早速エコクッキングのレシピを紹介します。エコポイントもあわせて紹介するので、参考にしてみてくださいね。
1.皮ごとにんじんのきんぴら
材料
・にんじん 1本
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1
・鶏がらスープの素 小さじ1
・ごま油 小さじ1~2
・(お好みで)唐辛子
作り方
①にんじんはピーラーで薄く剥く。
②フライパンにごま油をひき、にんじん・酒を入れて蓋を閉め蒸し焼きにする。
③にんじんがしんなりしたら、みりん・醤油・唐辛子を加えて炒める。
にんじんを丸ごと使ったきんぴらのレシピです。ピーラーを使うと、包丁やまな板を使わずにすむので、洗い物を減らすことができますよ。
ここがエコポイント!
・にんじんの皮まで使って廃棄量削減!
・ピーラーを使って洗い物に使う水の量削減!
・蒸し焼きにすることでガスの使用量削減!
・にんじんは地元野菜を使うとさらにgood!
2.丸ごとピーマンのお浸し
材料
・ピーマン 5~6個
・醤油 小さじ1~2
・砂糖 小さじ1
・かつおぶし ひとつかみ
作り方
①ピーマンを洗い、ヘタや種を取らず、そのままフライパンへ入れる。
②ピーマンの1/3の高さまで水を入れ、フライパンに蓋をして蒸す。
③ピーマンが軟らかくなったら、かつおぶしを入れてひと煮立ちさせる。
④醤油と砂糖を加えて、とろみがつくまで煮詰める。
ヘタや種を取り除かずにピーマンを丸ごと食べると、とても美味しいです。シンプルな味付けのお浸しにして、ピーマンの甘味を楽しみましょう。
ここがエコポイント!
・ピーマンを丸ごと使って廃棄量削減!
・蒸し焼きでガスの使用量削減!
・国産大豆の醤油を選ぶとさらにgood!
3.かぶの葉の胡麻和え
材料
・かぶの葉 3~5株分
・ごま油 小さじ1~2
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・すり胡麻 大さじ1
作り方
①かぶの葉をよく洗い、5cm程度の長さに切る
②ごま油を熱したフライパンに①を入れ、蓋を閉めて蒸し焼きにする
③葉が柔らかくなったら調味料を加えて混ぜ、最後にすり胡麻を和える。
かぶの葉は、根(白い部分)より栄養価が高いので捨てずに料理に使いましょう。胡麻和えのほかにも、味噌汁に入れたり、細かく切ってかぶの煮物に散らしたりするのもおすすめです。
ここがエコポイント!
・かぶの葉を使って廃棄量削減!
・蒸し焼きでガスの使用量削減!
4.丸ごとにんじんのかき揚げ
材料
・葉付きにんじん 1本
・塩 小さじ1/4
・米粉 大さじ2
・水 大さじ2
・揚げ油 適量
作り方
①にんじんは細切りにする。葉の部分は2~3cmの長さに切る。
② ①に米粉と塩をまぶし、水を加えてさっくり混ぜる。
③フライパンに高さ1cm程度まで油を入れ、180℃前後に熱する。
④油に②を少量ずつ入れて揚げ焼きにする。
後片付け
油は冷める前にオイルポットに移す。
フライパンに残った油は要らない布やペーパーで拭き取り、排水溝へ流さないようにする。
にんじんを葉まで丸ごと美味しく食べるには、かき揚げがおすすめです。衣には、輸入した小麦粉より環境負荷の少ない米粉や、国産の小麦粉を使うのもエコクッキングのポイントです。
ここがエコポイント!
・にんじんの葉&皮も使って廃棄量削減!
・自給率の高い米粉で環境負担軽減!
・油の量を減らすことでガスの使用量削減!
・油は拭き取り洗い物の水量削減&下水の汚染防止
5.スイカの皮の漬物
材料
・スイカの皮
・塩 (スイカの皮の重量の1.5~2%程度)
・黒ごま 適量
作り方
①スイカの皮の外側(緑の部分)を包丁かピーラーで剥く。
②残った部分を5mm~1cm程度の厚みに切る。
③塩を揉み込み、保存容器に入れて冷蔵庫で一晩おく。
夏の風物詩であるスイカは、皮の部分を捨てるとかなりの量になりますよね。緑の硬い外皮以外は、漬物にして美味しくいただきましょう。赤い部分が残っていると甘みが感じられるので、そぎ落とさずにそのまま使うのがおすすめです。めんつゆやごま油を加えると、濃厚な風味を楽しめますよ。
ここがエコポイント!
・スイカの皮の廃棄量削減!
・無加熱調理でガスや電気の使用量削減!
エコクッキングを楽しもう!
今回は、エコクッキングのレシピを紹介させていただきました。ひとつひとつは小さなことですが、毎日の積み重ねによってとても大きなものになります。自分にできる範囲で、楽しくエコクッキングを実践してみましょう♪
Writer Profile
yukari
食生活と環境との関わりに興味があり、なるべく環境負荷の少ない食材や調理法を選ぶように心がけています。特に日本の大豆自給率の低さにショックを受け、大豆製品はなるべく国産のものを買うようにしています。今回の記事で少しでもエコクッキングに興味を持っていただけたら、とても嬉しく思います。