お弁当にぴったり!にんじんの簡単作り置きおかずレシピ15選

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鮮やかなオレンジ色のにんじんは、お弁当にぴったりの食材。栄養価が高く、年間通して求めやすい価格なのも嬉しいポイントですね。しかし、「にんじんを使ったおかずのレパートリーが少ない…」「子どもがにんじんを食べてくれない」などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、にんじんを使った副菜のレシピを紹介します。和風・洋風に加えて子ども向けのレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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にんじんの和風レシピ7選

まずは、にんじんの和風レシピを紹介します。肉や魚などさまざまなおかずとの相性がよく、お弁当や作り置きにぴったりです。

1.にんじんと切り干し大根のジャコ和え

にんじんと切り干し大根のジャコ和えを実際に作った画像

材料
・にんじん 3/4本(150g)
・切り干し大根 20g
・ジャコ 10g
・水 1カップ
・砂糖 大さじ1
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1.5

作り方
①切り干し大根は水で戻し、水気を絞って適度な長さに切る。にんじんは細切りにする。
②フライパンに①と水を入れ、ふたをして弱火で蒸し焼きにする。
③しんなりしたら、砂糖・酒・醤油を加え、ふたを外して中~強火で煮詰める。
④汁気が少なくなったらジャコを加え、サッと炒める。

にんじんを切り干し大根は蒸し焼きにすることで、短時間で火を通すことができます。調味料を先に加えると、やわらかくなりにくいので、最初は水だけを加えて火を通すのがポイント。切り干し大根は商品によって戻し方が異なる場合があるので、パッケージに記載された方法で行ってくださいね。

2.にんじんのたらこ炒め

にんじんのたらこ炒めを実際に作った画像

材料
・にんじん 1本(150~200g)
・たらこ 1/2腹(5~6cm)
・オリーブオイル 小さじ1~2
・めんつゆ 大さじ1~2
・あれば大葉 2枚

作り方
①にんじんは細切りにする。たらこは皮をむいておく。
②フライパンにオリーブオイルとにんじんを入れて炒める。
③にんじんに火が通ってきたら、たらこを加える。
④めんつゆを加えて味をととのえる。

たらこのプチプチした食感を楽しめるレシピです。大葉を加えると、爽やかな風味に仕上がります。仕上げに加えるめんつゆは、たらこの塩気に合わせて調節してくださいね。

3.にんじんとれんこんのきんぴら

にんじんとれんこんのきんぴらの完成画像

材料
・にんじん 1/4本(50g)
・れんこん 1/2節(100g)
・水 1/4カップ
・砂糖 小さじ2
・醤油 大さじ1
・ごま油 適量
・ごま 適量

作り方
①にんじん・れんこんは5mm幅程度の半月切りにする。
②フライパンにごま油を入れて熱し、①を加えて中火で炒める。
③水・砂糖・醤油を加え、汁気が少なくなるまで煮る。
④ごまを加えてサッと炒める。

肉や魚など色々なおかずとの相性が良い副菜です。ごま油を多めに入れて揚げ焼きにすると、より濃厚な味わいに。お好みに合わせて調節してみてくださいね。

れんこんを切ってから加熱するまで時間が空く場合は、水にさらしておくと変色が防げます。れんこんの苦味・えぐみが気になる場合も、5~15分ほど水にさらしておくと食べやすくなりますよ。

4.にんじんとごぼうのささがききんぴら

にんじんとごぼうのささがききんぴらの完成画像

材料
・にんじん 1/2本(100~150g)
・ごぼう 30cm程度(100g)
・水 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・酒 大さじ1
・醤油 大さじ1.5
・ごま 少々
・唐辛子 少々

作り方
①にんじんとごぼうはピーラーか包丁でささがきにする。ごぼうは水にさらしておく。
②フライパンに①と水を入れ、弱~中火で加熱する。
③しんなりしてきたら砂糖・酒・醤油を加える。
④ごま・唐辛子を加えて混ぜ合わせる。

お弁当の定番きんぴらごぼうは、ピーラーを使ってささがきにすると簡単に作れます。火の通りも早いので、短い加熱時間で済むのも嬉しいポイント。写真では糸唐辛子を使っていますが、七味唐辛子や鷹の爪など、自宅にあるものを活用してくださいね。

<span class="fz-12px">フードスペシャリスト Yukari</span>
フードスペシャリスト Yukari

このレシピは加熱時間を短縮できるので、エコクッキングにもなります。包丁やまな板を使わず、ピーラーだけで調理できるのも時短&エコポイントです。

5.にんじんとちくわのごま和え

材料
・にんじん 1/2本(100g)
・ちくわ 2本
・めんつゆ 大さじ1~2
・すりごま 大さじ1~2

作り方
①にんじんは3~5㎜幅のいちょう切りにする。ちくわは5mm程度の輪切りにする。
②にんじんを耐熱容器に入れ、600Wのレンジで2分加熱する。
③温かいうちに、めんつゆを加えて混ぜる。
④すりごま、ちくわを加えて混ぜ合わせる。

レンジだけで簡単に調理できるので、忙しい朝にぴったりのレシピです。すりごまが水分を吸収するので、お弁当に入れても汁漏れしにくい点も嬉しいポイント。ちくわとにんじんの大きさが揃うと見た目が綺麗なので、細めのにんじんを使う場合は半月切りにするなど調整してみてくださいね。

6.にんじんの黒ごま炒め

材料
・にんじん 1本(150~200g)
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ2~3
・醤油 大さじ1
・ごま油 小さじ1~2
・黒ごま 適量

作り方
①にんじんを細切りにし、ごま油を熱したフライパンで炒める。
②酒・砂糖・醤油を加え、にんじんがしんなりしたら黒ごまを加える。

にんじんと黒ごまだけのシンプルなレシピです。唐辛子を加えてピリ辛に仕上げるのもおすすめ。黒ごまを加えるタイミングが早いと、黒ごまの色素が溶け出してにんじんが黒ずんでしまうので、仕上げの段階で加えてくださいね。

7.にんじんともやしの青のり和え

にんじんともやしの青のり和えの完成画像

材料
・にんじん 1/2本(100g)
・もやし 1袋(200g)
・ごま油 適量
・塩 小さじ1/2
・醤油 小さじ1~2
・砂糖 小さじ2~3
・青のり 大さじ1
・すりごま 大さじ1

作り方
①にんじんは千切りにする。もやしはよく洗って水気をきる。
②フライパンでごま油を熱し、①を入れて中火で炒める。塩・砂糖をふる。
③しんなりしたら、醤油を加えてさらに炒める。
④火を弱めて青のり・すりごまを加え、強火にして水気をとばす。

もやしは水気の出やすい食材ですが、青のりやすりごまと和えることで、お弁当に入れても汁漏れしにくくなります。最初に油で炒めることも、水気を出しにくくするポイント。塩や醤油の量を増やして、しょっぱめに仕上げても美味しくなります。

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にんじんの洋風レシピ5選

続いて、にんじんの洋風レシピを紹介します。ハンバーグやから揚げなどの付け合わせにもぴったり。鶏の照り焼きや豚の生姜焼きなど、和風のおかずと組み合わせるのもおすすめです。

1.キャロットラペ

キャロットラペを実際に作った画像

材料
・にんじん 1本(150~200g)
・酢 大さじ1.5~2
・はちみつ 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・レーズン 2~3つまみ
・塩 小さじ1/2程度

作り方
①にんじんは細切りにする。調味料はすべて合わせ、よく混ぜる。
②にんじんに塩をふり、出てきた水分を軽く絞る。
②にんじんと調味料を混ぜ合わせ、レーズンを加えてさらに混ぜる。

キャロットラペは酢の効果で保存性が高まるので、常備菜にぴったり。スライサーを使うと、より簡単に作ることができます。

にんじんが苦手な人や子ども用に作るなら、はちみつやレーズンを多めに入れて甘く仕上げるのもおすすめ。レーズンの代わりにイチジクやクコの実などを使ってアレンジすることもできます。

2.にんじんとピーマンのオイスター炒め

にんじんとピーマンのオイスター炒めを実際に作った画像

材料
・ピーマン 3~4個(50g)
・にんじん 1/2本(100g)
・ごま油 適量
・オイスターソース 大さじ1
・塩こしょう 適量

作り方
①にんじんとピーマンは細切りにする。
②フライパンでごま油を熱し、①を入れて中火で炒める。
③しんなりしたらオイスターソースを加えてサッと炒め、塩こしょうで味をととのえる。

オイスターソースとごま油で香ばしく仕上げた中華風のレシピです。味付けが簡単なので、料理初心者にもおすすめ。お弁当に入れると、パッと鮮やかな印象になります。ひき肉やウインナーなどを加えると、より濃厚な味わいに。

フードスペシャリスト Yukari
フードスペシャリスト Yukari

にんじん・ピーマンに多く含まれるβ-カロテンは免疫や抗酸化などに関わる栄養素です。脂溶性の成分なので、油で炒めることで効率よく吸収できるようになります。油でサッと炒めると、色が良くなるのも嬉しいポイントです。

3.にんじんとハムのマスタード和え

にんじんとハムのマスタード和えの完成画像

材料
・にんじん 1本(200g)
・ハム 4枚
・塩 1/4
・はちみつ 大さじ1
・マスタード 大さじ1.5

作り方
①にんじんは千切りにする(スライサーでもOK)。ハムは3mm程度の細切りにする。
②ボウルににんじんを入れ、塩を加えて揉み込む。
③水気を軽く切り、はちみつ・マスタードを加えてよく混ぜる。
④ハムを加えて混ぜ合わせる。

はちみつの甘味とマスタードの酸味の相性が良いレシピ。ハムを加えることで、奥深い風味がプラスされます。お好みに合わせて、はちみつやマスタードの量は調節してみてくださいね。ハムは混ぜているときに千切れやすいので、最後に加えてやさしく混ぜ合わせるのがポイントです。

4.にんじんとえのきのカレーマヨサラダ

材料
・にんじん 1本(150~200g)
・えのき 1/2袋
・油揚げ 1枚
・マヨネーズ 大さじ2
・カレー粉 小さじ1
・塩 適量

作り方
①にんじんと油揚げは細切りにする。えのきは根元を落とし、半分の長さに切る。
②①を耐熱ボウルに入れてラップをし、600wのレンジで2分加熱する。
③ボウルにたまった水分を切り、マヨネーズとカレー粉を具材と混ぜる。味見をしながら塩でととのえる。

カレーの風味がきいたマヨサラダのレシピです。油揚げの代わりにツナやコーンを加えても美味しく仕上がります。カレー粉は入れすぎると辛くなってしまうので、味見をしながら少しずつ加えてくださいね。

フードスペシャリスト Yukari
フードスペシャリスト Yukari

油揚げは、そのまま使っても良いですが、油抜きするとカロリーが抑えられます。油抜きする場合は、水気をしっかり絞ってから使ってくださいね。

5.にんじんとベーコンの赤ワイン煮

材料
・にんじん 1本(150~200g)
・ベーコン 2枚(50g程度)
・水 1/2カップ
・顆粒コンソメ 小さじ1
・ワインビネガー 大さじ1.5
・赤ワイン 1/4カップ
・塩 小さじ1/3
・砂糖 小さじ2
・塩こしょう 適量

作り方
①にんじんとベーコンは細切りにする。
②にんじん・水・顆粒コンソメ・塩をフライパンに入れて強火にかける。沸騰したら落とし蓋をして弱火にし、10分ほど煮る。
③赤ワイン・砂糖を加えてさらに煮込む。
④水分がほとんどなくなったら火を止め、塩こしょうで味をととのえる。

にんじんを赤ワインやワインビネガーを使ってじっくり煮込むレシピ。赤みが強くなるので、お弁当の見栄えがより良くなります。甘酸っぱい味わいが頭をスッキリさせてくれます。

子ども向けのにんじんレシピ3選

「子どもがにんじんを食べてくれない…」と悩んでいる方におすすめのレシピを紹介します。子どもの好きな味付けにし、にんじんの味が目立たないように仕上げているので、ぜひ試してみてくださいね。

1.にんじんと魚肉ソーセージのナポリタン風

材料
・にんじん 1本(150~200g)
・魚肉ソーセージ 1本(100g)
・オリーブオイル 大さじ1
・水 大さじ1
・ケチャップ 大さじ2~3
・塩 適量
・パセリ 適量

作り方
①にんじんと魚肉ソーセージは細切りにする。
②フライパンでオリーブオイルを熱し、①を入れて中火で炒める。
③にんじんがしんなりしてきたら、水とケチャップを加えて炒める。
④全体になじんだら火を止め、塩で味をととのえる。容器などに盛り、パセリをふる。

にんじんと魚肉ソーセージをケチャップで和えたナポリタン風のレシピです。にんじんが苦手な子どもでも食べやすいおかずです。ケチャップは種類によって甘さや塩分量が異なるので、塩や砂糖などを適宜加えて味を調節してみてくださいね。

2.すりおろしにんじんの卵焼き

材料
・にんじん 1/4本(30~50g)
・卵 2個
・めんつゆ 大さじ1
・砂糖 小さじ2~3
・油 適量

作り方
①にんじんをすりおろす。卵を割ってよく混ぜ、すりおろしたにんじん・砂糖・めんつゆを加えさらに混ぜる。
②フライパンに油をひき、①の1/3量を全体に広げ、火が通ったら丸める。
③残りの卵液も同様に焼いて丸める。

こちらも、にんじんが苦手な子どもにおすすめのレシピです。すりおろして卵焼きにすると、にんじん特有の味わいが目立たず食べやすくなります。卵焼きにほんのり赤みがさすのも可愛らしいですよ。にんじんの量は、子どもの反応を見ながら調節してみてくださいね。

3.にんじんとコーンのミルクコンソメ煮

材料
・にんじん 1/2本(100g程度)
・水 1/2カップ
・牛乳または豆乳 1/4カップ
・コンソメ 小さじ1
・コーン 50g

作り方
①にんじんは1cm程度の角切りにする。
②フライパンににんじんと水を入れ、水がほぼなくなるまで弱めの中火で煮る。
③牛乳(豆乳)・コンソメ・コーンを加え、水気が少なくなるまで混ぜながら煮る。

牛乳や豆乳で煮ることで、にんじんの臭みや苦味を抑え、食べやすく仕上げたレシピです。小さな子ども用に作るなら、砂糖を加えて甘めに仕上げるのもおすすめ。さらにグリンピースを加えると、お弁当にぴったりな鮮やかなおかずになります。

お弁当に入れるときは傷みやすくなるので、最後は煮詰めて水分を飛ばしてくださいね。自宅ですぐに食べるなら、牛乳や豆乳の量をもう少し増やしてもOK。小麦粉を加えてホワイトソース風にするのもおすすめです。

にんじんを使って美味しいおかずを作ろう

にんじんを使ったおかずは彩りが良く、お弁当にぴったり。さまざまな食材と組み合わせたり、味付けや調理法を工夫したりすると、多様な味わいのおかずを作ることができます。いつも同じような料理になってしまうと悩んでいる方は、今回紹介したレシピを試してみてくださいね。

にんじんにはβ-カロテンやカリウムが豊富に含まれており、健康管理にも役立つ食材です。β-カロテンの働きについては以下の記事で解説しているので、ご興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

Yukari Nagata

フードスペシャリスト / WEBライター
食や健康に関する記事を数多く執筆。栄養学・食品学・調理学などの知識をいかし、美味しく健康管理できるレシピや献立も開発中。

Instagramではお弁当や料理の画像を投稿しています♪

Writer’s comment
にんじんを使った「赤いおかず」は、お弁当を美味しく見せるのに効果的。さらに、卵焼きのような「黄色のおかず」やほうれん草やブロッコリーなどの「緑色のおかず」を合わせると、お弁当が一気に華やぎます。にんじんは価格も安く、節約に役立つのも嬉しいですね。

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