おしゃれでエコ！セラミックコーヒーフィルターおすすめ3選

波佐見焼や有田焼などの技法で作られたセラミックコーヒーフィルターは、レトロな見た目の可愛らしさや、環境にもやさしいことでコーヒー愛好家を中心に人気が高まっています。今回は、セラミックコーヒーフィルターの中から、おすすめの商品を厳選してご紹介。好みに合わせて選んでみてくださいね。

セラミックコーヒーフィルターの選び方

セラミックコーヒーフィルターを買うときに注目したいのが、目詰まりのしにくさ。

セラミックコーヒーフィルターには50～60ミクロンの微細な穴が開いており、そこにコーヒーの成分などが詰まりやすくなっています。これは避けられないことですが、商品によって詰まりやすさに多少の差があり、3～4回で目詰まりを起こすものから、1～2ヶ月ほど問題なく使用できるものまでさまざまです。

目詰まりすると特別なお手入れが必要なので、そもそも詰まりにくいセラミックフィルターがおすすめ。目詰まりを避けるために、製法が工夫されている商品を選びましょう。

そのほか、容量やデザインが自分の好み・用途に合っていることもポイント。半永久的に使えるフィルターだからこそ、長く愛せるものを見つけましょう。

セラミックコーヒーフィルターおすすめ3選

それでは、おすすめのセラミックコーヒーフィルターを3つ紹介します。目詰まりしにくく、デザイン性の高いもの、そして口コミ評価が高いものを選びました。

1．COFIL standard（コフィル スタンダード）

最初に紹介するのは、楽天ランキングで125週連続 1位を獲得した大ヒット商品「COFIL standard」です。雑誌やTV、youtubeなど、さまざまなメディアでも紹介されています。

ペーパーフィルターより少しだけ大きい50ミクロンの穴から、コーヒーのアロマとオイルがしっかり抽出されます。コーヒーの雑味やあくはセラミックが吸収するため、コクを感じながらも口当たりの良いマイルドな味わいに。

また、COFILは何度も改良を重ね、表面に微細な凹凸を作ることで目詰まりのしにくさを実現しています。

使用後は、洗剤を使わずに水洗いするだけでOK。お湯の抜けが悪くなったら、10分ほど煮沸すると復活します。使用前後に2～3回お湯を通すと目詰まりしにくくなり、お手入れが楽になるのでおすすめ。

「COFIL standard」でコーヒーを淹れている様子は、こちらの動画で見られます。

2．COFIL fuji（コフィル フジ）

他とは違うデザインを求める方におすすめなのが、富士山の形が可愛らしい「COFIL fuji」。楽天ランキングで16週連続1位を獲得した人気商品です。

「COFIL fuji」は、上記の「COFIL standard」と同様に、独自の製法により目詰まりしにくく仕上げています。ドリップスピードが速いのも特徴で、ペーパーフィルターと同等か、それ以上の速さで抽出できます。

抽出部分が白いため、使用後は着色しますが、水洗いするだけできれいに落ちます。目詰まりしたときは、焼成すると焦げ色がついてしまうので、煮沸でのお手入れがおすすめ。

「COFIL fuji」で実際にコーヒーを淹れている様子や味わいの感想は、こちらの動画で見られます。

3．39arita セラフィルター 3点セット

こちらは、東急ハンズなどでも実演販売され、「本当にコーヒーの味が変わる」と評判のセラミックフィルター。特許を取得した独自の製法により、目詰まりしにくく、風味にすぐれたコーヒーが淹れられる商品です。

①フィルター ②フィルター受け ③フィルター置き皿 の3点セットが瀟洒な箱に入っているため、プレゼントにもぴったり。フィルター受けは可愛らしいハート型です。

ちなみに、39aritaでは有田焼のおしゃれなマグも販売されています。普通のマグより大きめなので、コーヒーをたっぷり飲みたい方におすすめ。

人気のセラミックコーヒーフィルター「COFIL standard」を使ってみた！

上のランキングでも紹介した大人気商品「COFIL standard」を筆者も購入し、実際に使ってみました！

COFILを選んだ決め手は、目詰まりのしにくさ。

色々なセラミックコーヒーフィルターの口コミを調査しましたが、中には「3回コーヒーを淹れたら目詰まりした」というものも。そんな中、COFILは「2ヶ月使って少しドリップスピードが落ちてきた」「本当に目詰まりしにくい」などの口コミが目立ちました。

やはり、セラミックコーヒーフィルターの最大のデメリットが目詰まり、そしてお手入れが大変なこと。そこをクリアできるのは重要ですね。

コーヒーの味

COFILで淹れたコーヒーは、雑味がなく、酸味も抑えられています。口当たりが良く、甘みを感じるマイルドな味わいですが、コクや奥深さもしっかりあり、物足りなさは感じません。

総合的に、とても美味しい。

どれくらい美味しいかというと、あまり好みの味じゃなくてカフェオレ専用にしていたコーヒー豆もブラックで飲めるほど。

正直、セラミックコーヒーフィルターを使っても味の違いが分からないのでは…と不安だったのですが、ちゃんと分かりました。

目詰まりは本当にしないのか

COFILを買ってから約1ヶ月、ほぼ毎日1〜2回ほどコーヒーを淹れていますが、今のところ目詰まりはしていません。ドリップスピードも、初回からほぼ変わっていないと思います。

ただ、いくつか気をつけている点があります。

この3点に気をつけていると、かなり目詰まりが防げます。特に、コーヒーの挽き方は重要。一度、細挽きのコーヒーを淹れようとしたらドリップスピードがかなり遅くなったのでヒヤヒヤしました。

細挽きのコーヒーが飲みたい時は他のドリッパーにして、使い分けるのがおすすめです。

お手入れについて

上記でも触れたように、毎回コーヒーの抽出前後に湯通しをしているため、通常の2倍ほどお湯を沸かす必要があります。変わったことは、それくらいですね。

湯通しは大した手間ではないですし、セラミックコーヒーフィルターは水洗いのみでOKなので、かえってお手入れが楽です。

ただ、ペーパーフィルターと違ってコーヒーのカスを完全に取りきれず、フィルターを洗うときにシンクにコーヒーのカスが散らばってしまうというデメリットがあります。

私の場合は排水溝にネットを張ってあるのでそのまま流してしまいますが、三角コーナーなどがあれば、その上でフィルターを洗うと良いと思います。

総合評価

個人的には、COFIL standardはかなり気に入っています。美味しいコーヒーが淹れられるのはもちろんのこと、思ったよりお手入れが楽なのが嬉しかったポイントです。目詰まりもしにくく、煮沸は2〜3ヶ月に1回程度で良いのでは、と思います。

セラミックコーヒーフィルターに完全に切り替えるというより、ペーパーフィルターやコーヒーメーカーなどと併用するのがおすすめ。それぞれに適した豆、挽き方などがあるので、上手に使い分けていきましょう。

セラミックコーヒーフィルターの良いところ

セラミックコーヒーフィルターには、
・コーヒーの味わいがまろやかになる
・ペーパーレスで環境にやさしい
・水やお酒も美味しくなる
などのメリットがあります。

セラミックがコーヒーの雑味を吸収し、まろやかで口当たりの良い美味しいコーヒーが抽出されます。また、ペーパーフィルターでは通さないコーヒーオイルも抽出されるため、豆本来のうま味を感じることができます。

セラミックコーヒーフィルターは、水の中のカルキを除去するため、浄水効果も得られます。日本酒やワインを通すと、酸味が抑えられてマイルドな口当たりに。

ペーパーフィルターを使う必要がなく、環境やお財布にやさしいところも嬉しいですね。

セラミックコーヒーフィルターのお手入れ方法

セラミックコーヒーフィルターを使用したら、水洗いして自然乾燥しましょう。基本のお手入れはこれだけ。コーヒーが乾く前に、なるべく早く洗い流すことがポイントです。

目詰まりを防ぐためには、コーヒーを抽出する前と、水洗いした後に2～3回ほどお湯を通すのがおすすめ。

ドリップスピードが落ちてきたら、大きめの鍋にフィルターが完全に沈む程度の水を入れ、その中で10分ほど煮沸しましょう。

適切にお手入れしていれば、セラミックコーヒーフィルターは半永久的に使うことができます。長く大切に使いたいですね。

セラミックコーヒーフィルターで美味しいコーヒーを淹れよう

セラミックコーヒーフィルターは、まろやかで美味しいコーヒーを淹れることができると評判のアイテム。浄水効果や、お酒の口当たりを良くする効果があるのも嬉しいところですね。

波佐見焼や有田焼などの技法を用いているため、高級感の溢れる静謐なたたずまいも人気の理由。自分用はもちろん、コーヒーが好きな方へのプレゼントとしてもおすすめです。